
経営者のための戦略財務講座
講座の内容
「財務」と「事業」は経営における車の両輪。両者のサイクルがうまくかみ合わなければ、安定した企業経営にはつながりません。 また、2015年のコーポレートガバナンス・コードの適用以来、特に上場企業においては資本市場への対応の必要性が高まりつつあります。これからの日本企業の経営者には、資本コストを意識した経営、すなわち、財務的思考、価値創造の考え方に基づき、一段上の目線から、企業および事業を見る視点が求められています。本講座では、そのような視点とともに、経営者にとって必須のスキルである資本コストを活用した経営手法やコーポレートガバナンスの考え方などを学びます。
※PCでの閲覧を推奨いたします。
※コロナ感染状況、講師側の事情、及びやむを得ない事情によりプログラムの内容を変更する場合があります。その際は事前に受講生及び申込責任者に連絡させていただきます。
講座の特色
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- 01
- 実践的な内容
5日間の短期集中講座で、上級管理者に必要な企業財務の理論とその応用方法を、体系的に理解することができます。
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- 02
- 理解を深める学習法
講義とケース・メソッド(実際の企業事例をもとに、各自が経営判断を疑似体験してクラスで討議することにより理解を深める学習手法)がバランスよく組み合わされていて、効率的な学習ができます。
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- 03
- 優れた講師陣
ファイナンス分野で定評のあるペンシルベニア大学ウォートン・スクールのなかでも卓越した教授陣が中心となって授業をすすめます。(英語の授業には通訳がつきます)
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- 04
- 異質な交流による学び
幅広い業種から多彩なバックグラウンドを持つ受講者が参加し、有益な意見交換を行うことができます。
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- 05
- 合宿制
予習やグループによる討議を十分に行っていただくために、講座期間中は参加者全員に合宿していただきます。
講座の目的
投資決定と企業価値創造の関係について、事業戦略の観点から学習していただく講座です。コーポレート・ファイナンス理論を取り上げ、経営者に求められる株主価値向上の考え方を学びます。財務部門だけではなく、事業部門や企画部門などの非財務部門の役員クラスの人材が直面するであろう諸問題を、実際のケースをもとに議論することで、ファイナンス理論を戦略的に活用するための方法論が修得できます。
オリエンテーションについて
講座の開始に先立って、講座で必要となる基本的な知識を習得いただくための教材を提供させていただきます。