経営者のための戦略財務講座

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ファイナンス理論のエッセンスを企業戦略に応用する。

企業財務分野で定評のあるペンシルベニア大学ウォートン・スクールの中でも、卓越した教授陣が中心となり講義を進めます。

事業部門などファイナンス業務経験が少ない経営幹部(部門長・部長クラス)が主な対象。コーポレート・ファイナンス理論を取り上げ、経営者に求められる企業価値向上の考え方を学びます。
そして、設備投資やM&Aの意思決定など、戦略の立案と実行のプロセスと財務的視点の統合を図ります。

5日間の短期集中講座で、講義とケース・メソッドのバランスが取れており、上級管理者に必要な企業財務の理論とその応用方法を、体系的に理解できます。

対象受講者 経営幹部(本部長・部長クラス)
目的 本講座は、戦略的な観点から財務理論を習得する講座です。
教科書的なファイナンス理論というよりも、経営者が習得すべき内容に特化し、事業戦略の観点から財務理論を学習します。
財務部門だけではなく、事業部門や企画部門などの非財務部門の部長・役員クラスの人材が直面するであろう諸問題を、実際のケースをもとに議論することで、ファイナンス理論を戦略的に活用するための方法論を学ぶことができます。
内容 これからの日本企業の経営者には、資本コストを意識した経営、すなわち、財務的思考、価値創造の考え方に基づき、一段上の目線から、企業および事業を見る視点が求められます。
本講座では、そのような視点とともに、経営者にとって必須のスキルである資本コストを活用した経営手法やコーポレートガバナンスの考え方などを学びます。

思考力と判断力を磨くケース・メソッド

具体的な状況を記述したケースを通じて、企業を取り巻く環境変化への対応や、経営判断を要する問題の特定と対応策の検討などを疑似体験していただきます。
受講生が各自で行う学習に加えて、参加者相互および講師との討議を通じて、多くの啓発の機会を得られるように設計しています。

グループ演習で深まる受講生間の交流

毎日講義終了後に、少人数のグループで演習課題に取り組みます。
数グループには、翌日のグループ討議で発表いただきます。また、講師は全てのグループの提出資料に目を通し、コメントします。
受講生間でフィードバックしあうことで、より深い学びにつなげるように設計しています。

インタラクティブで深い学びを得られる受講環境

国際会議レベルの通訳を提供。
日本語環境で深い質疑、議論が可能。
チャットを使って日本語で、講師への質問や受講生同志の意見交換が可能。
選抜された有望な人材との議論を通じ、社内研修や業務ではできない受講体験。
多くの場面でデジタルツールを活用。
もしもの時はオンラインで講義に参加。
講義後も、オンラインを活用し、受講生同士のコミュニケーションを促進。

講座の進め方

原則として毎日3つのケースを取り上げます。
以下のステップを通じて経営に必要な洞察力、戦略的思考力、判断力を培っていただきます。

  1. step01 個人学習 step01 個人学習
  2. step02 グループ討議 step02 グループ討議
  3. step03 クラス討議 step03 クラス討議
  4. step04 振り返り&内省 step04 振り返り&内省

資料には講座の様子を
より詳しく掲載しています