価値創造のためのコーポレート・ファイナンス講座

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ビジネス・パーソンの必須スキルである財務理論を体系的に学ぶ。

経営戦略・事業戦略・財務戦略の策定に携わる中堅幹部を対象に、ファイナンス分野で定評のあるペンシルベニア大学ウォートン・スクールの教授陣が、グローバル企業で財務的意思決定に広く用いられている理論と手法について講義を行い、ケース討議をリードします。

2週間の講座期間を通じて、事業への投資、資金調達の両面から、企業財務の基礎理論と応用方法を体系的かつ具体的に学びます。
企業財務の基礎的な理論と共に、ケース・スタディを通じて実践的な適用方法について学習し、価値創造経営に必要な企業財務の考え方を体系的に理解できる構成になっています。

対象受講者 中堅幹部(課長クラス)
目的 本講座は、グローバルに活躍するビジネス・パーソンの必須スキルである企業財務理論を体系的に学び、戦略的に応用するための方法論を理解していただく講座です。
講義に加え、演習や実際の企業を題材にした具体的なケース討議、重要テーマについてのグループ学習を組み合わせて行うことで、事業への投資と資金調達の両面から、企業財務の基本理論と応用方法を学ぶことができます。
内容 本講座は、コーポレート・ファイナンスで扱う主要な領域を網羅しており、2週間の講座期間を通じて、価値創造経営に必要な企業財務の考え方を体系的に理解できる構成になっています。
第1週では、まず企業財務の基礎的な理論を学ぶとともに、ケーススタディを通じて実践的な適用方法について学習し、第2週では、応用的なトピックとともに、近年の財務関連の主要なトピックを取り上げます。

思考力と判断力を磨くケース・メソッド

具体的な状況を記述したケースを通じて、企業を取り巻く環境変化への対応や、経営判断を要する問題の特定と対応策の検討などを疑似体験していただきます。
受講生が各自で行う学習に加えて、参加者相互および講師との討議を通じて、多くの啓発の機会を得られるように設計しています。

グループ演習で深まる受講生間の交流

毎日講義終了後に、少人数のグループで演習課題に取り組みます。
数グループには、翌日のグループ討議で発表いただきます。また、講師は全てのグループの提出資料に目を通し、コメントします。
受講生間でフィードバックしあうことで、より深い学びにつなげるように設計しています。

理論を実務につなげる経営者、実務家による特別講演

小口正範氏

佐藤淑子氏

豊富な実務経験を有するグローバルカンパニーの役員経験者や、実務家の方々を特別講師として招聘しています。2023年の開催時は、2名の特別講師に登壇いただきました。
元三菱重工業 CFOの小口正範氏(現・日本CFO協会 会長、日本原子力研究開発機構 理事長)には、元CFOとしての経験談や今後CFOを目指すためのキャリア論などを、また、佐藤淑子氏(現・日本IR協議会 専務理事)には、日本企業での対応が喫緊の課題となっている非財務資本の情報開示等に関して講演いただきました。

インタラクティブで深い学びを得られる受講環境

国際会議レベルの通訳を提供。
日本語環境で深い質疑、議論が可能。
チャットを使って日本語で、講師への質問や受講生同志の意見交換が可能。
選抜された有望な人材との議論を通じ、社内研修や業務ではできない受講体験。
多くの場面でデジタルツールを活用。
もしもの時はオンラインで講義に参加。
講義後も、オンラインを活用し、受講生同士のコミュニケーションを促進。

講座の進め方

原則として毎日3つのケースを取り上げます。
以下のステップを通じて経営に必要な洞察力、戦略的思考力、判断力を培っていただきます。

  1. step01 個人学習 step01 個人学習
  2. step02 グループ討議 step02 グループ討議
  3. step03 クラス討議 step03 クラス討議
  4. step04 振り返り&内省 step04 振り返り&内省

資料には講座の様子を
より詳しく掲載しています