女性リーダーのための経営戦略講座

講師の写真

全社的な経営判断を必要とする諸問題を分析し、解決策を探る。

我が国の重要課題である女性の幹部育成を目的として2017年1月に開講。対象は部課長以上の経営幹部候補です。

ハーバード・ビジネス・スクールの著名な教授陣によるケース・メソッドを通じ、全社的な経営判断が必要な諸問題を多面的に分析し、解決策を探る思考訓練を6日間の短期集中講座で行います。
現実の経営の場で生じた問題を多数取り上げるなど、受動的な座学ではなく、参加型の総合的な学習を行うことが特長です。貴重な社外の女性ネットワークを得られることも受講メリットの一つです。

対象受講者 女性経営幹部(部長・課長クラス)
目的 本講座は、経営で直面する諸問題を多面的に分析し、解決策につなげていくスキルを磨く講座です。
教養の蓄積よりも思考訓練に主眼を置き、経営幹部が直面するであろう問題、かつ今までのキャリアでは遭遇したこともないような多様なテーマのケースを用意。受講生自ら経営者の目線で考え、講師やほかの受講生との討議を通して、総合的な判断を下すスキルを修得します。
内容 内なる理念を実践へと高めていく「戦略論」、外側と内側からの変革に対応する「リーダーシップ論」、そしてグローバルな経営環境変化を読み解く「マクロ経営環境論」。この3つを企業変革のケースや政治が経済に及ぼす影響をケースを通じて学び、経営幹部に求められる「変化を察知する能力」を養います。

思考力と判断力を磨くケース・メソッド

具体的な状況を記述したケースを通じて、企業を取り巻く環境変化への対応や経営判断を要する問題の特定と対応策の検討などを疑似体験していただきます。受講生が各自で行う学習に加えて、参加者相互および講師との討議を通じ、多くの啓発の機会得られるように設計しています。

学習効果を高める完全合宿制

数人のグループで演習課題に取り組み、講座最終日に全員の前で発表していただきます。
プレゼンテーション資料の作成、プレゼンテーション、講師陣・受講生との質疑応答を経て、毎年、受講生間の絆が最も深まる共同作業です。本講座で培った学びの、受講生が属する企業・業界への応用を体験いただけます。

現役経営者による特別講演

現役経営者を特別講師として迎え、ご自身の経験や経営哲学を講義していただきます。
第7回講座では、横河電機株式会社の取締役会長(役職は当時)の西島剛志氏をお迎えし、これまでの自身の経験や価値観、次世代経営人材への期待などについてお話しいただきました。

インタラクティブで深い学びを得られる受講環境

すべての受講生にノートPCおよび通信のインフラを貸与。
多くの場面でデジタルツールを活用。
もしもの時はオンラインで講義に参加。
チャットを使って日本語で、講師への質問や受講生同志の意見交換が可能。
講義後も、オンラインを活用し、受講生同士のコミュニケーションを促進。
書き込み可能な共通の画面を使用しアイデアをスムーズに共有。

講座の進め方

原則として毎日3つのケースを取り上げます。
以下のステップを通じて経営に必要な洞察力、戦略的思考力、判断力を培っていただきます。

  1. step01 個人学習 step01 個人学習
  2. step02 グループ討議 step02 グループ討議
  3. step03 クラス討議 step03 クラス討議
  4. step04 振り返り&内省 step04 振り返り&内省

資料には講座の様子を
より詳しく掲載しています